コハクチョウとオオハクチョウ
兵庫県西部にある、白鳥たちが毎年訪れるという池にいきました。
近くのキャンプ場には、あれっ。
あの後ろ姿は・・ジョビ子?(ジョウビタキ・メス)
こちらを意識して色々遊んでくれているみたい・・もうちょっと寄ろうとすると
尾羽を広げて軽く牽制。これ以上寄ると、とおくいっちゃうわよ。
つかず離れずの距離でうろうろしたあと、
スズメのテリトリーに。今までありそうでなかったツーショット。すずめ困惑気味?
しっかり見せてもらいました。
さて本題・・。
鴨で有名なこのスポットはいつの頃からか、コハクチョウが訪れるようになったとのこと。
近隣の野鳥愛好家が見守る中、毎年遠くシベリアから数十羽飛来してきます。
この日、コハクチョウを見つめながら、何やら不安そうに電話でお話しておられる方がいらっしゃってお話をうかがいました。
環境が変化するにつれコハクチョウの飛来が毎年少なくなってきているとのこと、
体力をつけてほしいと地域の方が古米を提供されていて、今コハクチョウたちは餌にありつけるのを待っています。
その日はまだ与えられていなくて、その方が貯蔵している容器を開けて池にまいておられました。
全部の白鳥にはあたらない量しかなくて困っておられました。もう少ししたら渡って帰る白鳥たちを無事に帰れるようにと、毎年来てくれる白鳥を我が子のように心配されていました。
コハクチョウは、びわ湖にもきますので私たちにもなじみがあります。話の中にオオハクチョウがでてきましたので、興味を示すとそこから車で30分ほどの「オオハクチョウ」渡来地を教えてもらいました。
いました。はじめてのオオハクチョウ。
コハクチョウに比べて首が長いのと、くちばしの黒い部分が少ないのが特徴のようです。
途中石肌の山が見え、不思議な思いでいると近くで生石神社(日本三奇)を偶然みつけました。
石の神社です。
御神体。
浮いているように見えます。災害にもたえて今なお立派なお姿です。
ちかくにある岩を削り出した階段をのぼると
ここにこの神社。わかるような気がしました。
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せっかくなので観光も・・姫路城~明石海峡大橋を見ながらの龍の湯、温泉からの夜景もバッチリでした。
別名・白鷺城。野鳥好きには別の意味で見ておきたいお城。
石垣を背景にジョビオ(ジョウビタキ・オス)。今日はオスメスに出会えて嬉しい日。まもなく北へ帰って行きます。あと何回出会えるかなぁ。
温泉から見えたので施設裏から明石海峡大橋。海際の濃い温泉でした。